No_53 緑化カーテンによる日陰効果

室内エアコン削減
高石1JPG 緑のカーテンは、南面や西面に設置すると、葉による日陰の効果や植物の蒸散効果によって、かなり日照による室温の上昇を抑えられることから、地球温暖化の原因対策の一環として全国的に広く取り組まれている。
 植物が葉から水分を蒸散して周囲の気温を下げます。また葉の間を通りぬけてくる風が爽やかで、体感温度は最大約1.7度も低下すると言われている。
  
 試験結果として、最高気温35度の晴天時エアコンで25度を維持する実験を行い、屋根と壁を緑化したログハウスは緑化なしのログハウスと比べ32%省エネ効果があったと実験結果が中日新聞社で、記事として紹介されている。
                        
高石3 また、コンクリートが直接日にあたり熱を保った状態になるのを防ぐ効果もあります。 設定温度をいつもより1~2度高めに設定したり、エアコン使用量が減るだけで省エネ!お財布にも嬉しい。エアコン使用量が減るとCO2削減につながる。
 植物が光合成を行い二酸化炭素を吸収して、酸素を出してくれる。温暖化防止対策のひとつとして注目されているのが緑化対策。中でも“ツル性植物”で窓を覆う「緑のカーテン」は、夏の日差しを遮り、室内の温度上昇も緩和してくれる効果があるため、省庁や大学・商業施設など、様々な場所で取り入れられている。
 
 左写真は、ベランダの真夏の照り返しが素足では歩けない高温になる西日の強い、西宮市のマンションに住まれている方が、昨年7月に来社され相談された。長年ベランダからの照り返しに悩まれ、アサガオやゴウヤや他の植物で試行錯誤されたが高温に耐えることができなく枯れてしまう、なにかよい植物はないかと訪ねてこられたのでアイラトビカズラを紹介した、プランターボックス共に購入して頂いた。本年は、緑化カーテンとして十分機能していると御礼のメールを戴いている。緑化カーテンの完成である。
 下記の写真は、昨年マンションベランダに日除け対策として緑化カーテンを設置させて頂いた、この場所も一昨年より、エアコンの消費電力が削減されたとお話しされていた、美しい緑を間近に観察出来、癒し効果にもなると言われている。アイラトビカズラの緑化カーテンで節電対策の一翼を担いとなれば光栄である。現在の季節は急成長する、植樹するには最適な気候でもある。一家にひとつ、みんなで緑のカーテンを作って電力を抑えましょう!
   
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