No036 アイラトビカズラの生態

成育過程
アイラ種2  アイラトビカズラが生まれてから成人するまでのプロセスを今回から3回に渡紹介していく予定である。
 種から芽を出すのは、春と秋の2回に発芽3週間土の中で過ごすと左写真のような芽が出る、新芽から葉がつくまでは2週間程度日数を要するが、葉が付いてからは成長速度が早くなる。
 
 5月下区の気温であれば1日3~5センチメートルの伸びを示し1ヶ月で100~150センチメートル迄になる、葉が出てからは規則正しく就眠運動を繰り返す特徴をそなえている(寝る子はよく育つ)。
苗3 しかし誘引物がないと成長は止まってしまう、右写真のような麻ひもによる誘引設備を設置しておけば直径12センチメートルポットでも1年間に300センチメートル迄になる、右下の写真は地植えから発芽させた苗である地植えの場合は成長は非常に早い。
苗7
 下の写真は、フイリッピンセブ島の圃場にて生育苗、種植付から2週間目に発芽する発芽から1ヶ月経過70~80センチメートル迄になる。成長の早さは気候の違いによる。
 
 ヤシガラ粉砕物による植裁土壌を使用し国内に関西空港より税関検査により持ち込み弊社玄関先に植付成長度合を観察した結果、日本で発芽させた物と変りなく1年間で10メートル以上の伸びを観察した。
苗4苗5
今回を1回目とし順次詳細を公開していき、次回はアイラトビカズラの華を紹介する。
詳細写真

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