No.010 高層壁面緑化、適正植物の対比
壁面緑化用植物材料
ヘデラヘリックスとアイラトビカズラを対比した2年間成長比較試作。
2008年10月1日兵庫県JR尼崎駅前のオフィスビルに壁面緑化を設置した。壁面登攀植物には、ヘデラヘリックス H:1メートルを植裁、試験用にアイラトビカズラ H :1.2メート1株を、同じ花壇に植栽し経緯を観測した。
2年経過後の計測で、ヘデラヘリックスは H :1.8メートルの成長であったが、アイラトビカズラは 15メートル成長した。枝は5箇所から登攀し1株で壁面の25%を覆い、つるは金具が7割以上皮膜され金具がワイヤーの芯のような役目をし登攀していた。
JR尼崎駅に面し、日々の列車からの強風に2年間耐え15mに成長、年平均7mを記録高層での壁面緑化にはヘデラ類よりもアイラトビカズラの方が7倍以上の早い成長を記録した。
常緑高層壁面緑化を製作するには、ヘデラヘリックスよりはアイラトビカズラの方が成長の速度は5倍位の早さである。 特長を生かすと、施工費用は50%以上の削減が出来る。
管理面ではマメ科植物は根に根粒を持ち、根粒菌という細菌が共生しているので、自ら肥料を作ることのできる植物で管理費等も削減してくれる。他5箇所の施工場所でも同じような結果を得ている。
新しい壁面緑化用植物として推進していきたい植物である。

撮影日 2010.10.02
