No88 アイラトビカズラ工法を採用した、壁面緑化リメーク。

 甲子園球場前のショッピングモールららぽーと甲子園店で既存壁面緑化にアイラトビカズラ工法を使用し、1年前にリメークを実施した。この植栽場所は既存プランターに6種類のつる性植物を使用し壁面緑化回復作業を3年前に遂行した場所でもある。しかし1500平方メートルに及ぶ壁面緑化は完成させるには至らず景観に乏しい。原因は空中での鋼製プランター植栽で真夏にはプランター温度が50度以上の高温になり、真冬には激寒となり植物生育環境には不適切なのであろう。

 今回実施したのは、空中プランター直下の地中に地植えし、潅水設備は敷設せず上部からの余水のみとした。アイラトビカズラを4メートル上にある壁面まで誘引し全面に緑化を広げるアイラトビカズラ工法を採用した。下記左は、1年経過した写真、右は苗高2500メートルを植栽した写真。年間成長高は10メートル以上を記録している。これからは、横幅250メートルに生育し始め全面壁面緑化を3年位で完成させたい。

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