No019 壁面緑化の修復と放置
修復
人類は植物と共存共栄し生存している。科学が発達したところで、植物の持つ空気浄化作用を人類が作り出すことは難しい。自然がつくる循環作用の中では我々は無力である。
植物緑化は、我々健康な人でも緑化は癒しになる。健康を害し入院患者さんに取っては、窓越しに成長する緑を眺めると、治療と共に、活力をも与えてくれる。昨年春に植栽した、医療法人社団汐咲会井野病院に、施肥と冬季状態調査を兼ね2月2日に視察した。
常緑樹ではあるが、葉の入れ替わりがあるようだ、葉を落としたところからは新芽を育んでいる。生長の良好な植物は、右写真でも見ることが出来るように、根元の発育が違う。職員の方々の絶え間ぬ努力の賜物である。
アイラトビカズラにも、日々労りを受けたように思います。同年代に発芽させたものでは、最高のものが出来上がっていました。患者さんのためにと始められた修復、徐々に緑のスクリーンが出来上がり、理想の景観に近づいております。
日本を代表する某ショピンセンターの壁面緑化修復で、総延長240mに及ぶ工事。
企業理念に基づき、地域に密着した、住民の方々に、癒しと景観、クリーンな空気を提供する、広大な緑化スクリーンを目指しリニューアルされています。
この工事は中空にプランターボックスを設置した壁面緑化で、既存工法では出来なかった、緑化面を五種類の混植植物で密植さす修復です。アイラトビカズラも参加させていただいており、他の植物に負けず、成長のチャンピオンになるよう、期待を込めて送り出しました。
一日も早く名所となるような、壁面緑化を期待し応援していきたい。ここにも緑化を放置しない倫理観を備えた優良企業との出会いがありました。