No 024 アイラトビカズラの華が始めて咲く

蔓の26ケ所から華芽が

華芽1 この苗木は2009年8月に、NPO法人徳島雲南友好植物園代表理事の遠藤憲祐さんから、鉢植えで2年経過していたものを戴き、弊社で開発したプランターに植え替えたものである。
 植換え時には既に7mくら成長していたので、棚を作りその上に乗せていたのだが、月日と共に棚に密植し、行き場所の失くなった蔓は並行に種から生育させ15mにも達している試験施行している、壁面緑化試作の蔓に絡み登攀している。
 
通説では、華の咲くのは5年以上経過しないと華は咲かないと言われていたり、35年に一度とか、仏教の世界では3000年に一度と言われているので期待はしていなかったのであるが、昨年12月中頃から樹木に米粒のような芽が少しずつ吹き出していたが、華芽とは気付かなかった。本年2月頃に米粒のようなものが重なってくるので確認できたが半信半疑であった。


華芽が付いている場所は、プランターの植込み場所から上に2m50cmまでの幹に付き、3月に入り26ヶ所に芽吹きし出揃った。そのなかでも早いものは芽が5~6センチメートルに成り蕾として確認できるまでになるが、色は白色で当初は白い色の華が咲くのではないかと思っていたが、 日々少しずつ紫色に変化していた。

華芽23枚葉13枚葉3 又蕾と葉の並びが同じように付いている。葉は1枝に3枚付いているし、華の房も1枝に3個同じように付いているのが不思議である。華の房が成長するとともに、冬越しで常緑の葉が繁つていたものが、葉お落としている、華が咲くための準備をしていたようにも感じる。
満開1米粒のような花芽から、四ヶ月が過ぎ色も淡い紫色に成り日々の変化が大きくなってきた。
満開4最初に色づいてきた、初々しく恥じらいを感じる蕾である。女の子に例えると小学4年生くらいであろうか、幼顔が残る。
 希望と期待をランドセルにしまい込んで、日々少しずつ進んでいる。二週間後満開になり太陽を華全体で受け止めている、一番輝いている時期でもあろう。
種から発芽させ3年目のアイラトビカズラのほうは、葉も落ちず華を咲かせている。華の房は5房で、房の大きさは7芽から5芽で6年ものの5分の1くらいではあるが、最小年数で開花している、壁面に15メートル以上登攀している幹に、来年は華が満開になることを期待したい。

満開53年目

自然界の厳しい環境の中で、6年間も耐えしのぎ優曇波羅華うどんはらげ――ウドゥンバラ・プシュバの花が咲いた、とてもよいことが起こる――如来菩薩や金輪明王・転輪聖王(立派な王様)が現れるのだそうです。
このことから、日本では通常「滅多にない吉祥」という意味の言葉として使われています。優曇華が開花するのは、転輪聖王が世の中に下り、伝法して人を済度する時である」と。苦難の災害復興ですが。いつか雲が晴れ、美しい未来へ向かう日が来ることを信じ、アイラトビカズラの華が応援華となるように祈る。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です